2023年度 PTA会長挨拶・役員紹介

本年度PTA会長をします守山です。どうぞよろしくお願いします。

さて、PTAの進歩を得るために、2023テーマを設定しました。
1.学校を知る
2.保護者全員にアプローチ
3.生徒に価値を

です。


1.「学校を知る」は大切です。
中高になると、生徒経由で学校のことを聞かないという家庭も増え、
また、武蔵は近所の生徒の集まりでもありませんし、そして、進学校というところもあり、保護者には既に理解不能な学びのカリキュラムに取り組んでもいたりして、
わからないことも多いですよね。
時代も我々自身が中高生だった時から30年が過ぎました。
いろいろと異なります。
生徒の直面している事情も異なりますが、先生の直面している事情も異なります。
学校は生徒の学力、経験を高めるために高度に効率化されていて保護者に噛み砕いてわかるように説明してくれないこともあります。
そんな中、学校を知ることを労少なくよりしなやかにできると、保護者としてゆったりと構えて生徒の成長を見守れますね。
これが促進されるようにしていきたいと考えています。
これは現場レベルでいうと、コミュニケーション不足によるボタンの掛け違い、
コミュニケーション能力がなかったためにコミュニケーションできなかった、ストレスフルということも削減されます。
保護者にゆるやかに学校を知る機会、様子を知る機会を用意できることが、
自然に学校、家庭のチーム力を高め、生徒の教育向上に貢献できると思っております。


2.「保護者全員にアプローチ」も大切です。
大まかに言えば、夫さんの参加を増やすということです。
夫さんとは、旦那さんのことです。
最近、ご主人、旦那さん、奥さん、嫁という言い方には別のニュアンスがあるということで、避ける動きがありますね。若者では、夫さん、妻さん、という表現も使われているそうです。ここでも、夫さん、という表現にします。
夫さんがPTAに意識を向けることで、みなさんの夫さんが役員になってくれます。
役員になりたい人が不足している中、職場で鍛えまくっている夫さんが大勢役員として参加してくれるとありがたいでしょう。
これは、夫さんばかりにして妻さんをなくすということではありません。
適度なバランスを保つということです。
PTAは婦人会相当で男性はおやじの会という区分ではないということです。
委員会、部会の活動も、夫さん、妻さんの両方にアプローチできることを考えてみてください。


3.「生徒に価値を」も大切です。
PTAの目的は会則によると、
「生徒の教育の向上をはかり、 その福祉を増進する」
ということと、
「会員相互の親睦と理解を深める」
です。
こちらは、我々会員にとって全員、合意できる目的ですよね。

1つめに「生徒の教育の向上をはかり、 その福祉を増進する」と言いましたが、
福祉とは、等しくもたらされるべき幸福のことを言います。
何かモノとか時間とかプリンとかが等しい、平等というだけでなく、生徒に平等に幸福がもたらされるようにしようと言っています。
幸福というのは、心が満ち足りているさまです。
委員会、部会としては、この生徒の心が満ち足りるところが最終的な着地点で、
それへのプラスの活動になっているかどうかというのを、活動基準に考えてもらえればいいかと思います。

2つめに「会員相互の親睦と理解を深める」と言いましたが、
こちらは、保護者の心が満ち足りれば、生徒の心も満ち足りるでしょう、ということかと思います。
ですので、こちらの場合は、保護者を経由して生徒に価値を提供しますので、こちらでもよいかと思います。


終わりに、本年度、会長特別企画をいくつか考えています。
一つは、不登校について考える会の提供。
一つは、校長を知る会の提供です。
こちらは会長の仕事というわけではないので、私が個人的に特別企画として進めようと思っております。
一緒にしたいという人がいれば個人的にお知らせください。


1年間どうぞよろしくお願いします。

2023年 武蔵PTA会長 守山算哉
(※オリエンテーション挨拶より抜粋)

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